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200610

だーれだ

[Enter]を、ぽち。

「よろしいですか?」
「はい」

もう一回、[Enter]を、ぽち。


ほらね。
ガラクタのように積み重なった時間も、
ミルフィーユのように、薄く重なった文字達も、

そして、わたしの、名前さえ、

ボタン一個で、消えちゃうの。

わたしが歩いて来た道は、
有ったのか、無かったのか、
もう、誰にも分からない。


わたしは、誰でしょう。

抱く

「手」+「包」=「抱」

手で、手を、包むって
抱くって事なのかな。

冷えた指を、暖かい手で包んでくれたのは、
お母さんだったかな、
誰かさんだったかな。

両腕で ぎゅうっ だなんて、
大げさな事しなくたって、
両手で、ふんわり包むだけで、
抱きしめる事に、なるのかな。

そう考えると、手が触れただけで、どきどきしちゃうな。
手を繋いだら、気絶しちゃうかな。

紅い飛行機雲

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陽は海へ沈む

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砂・花

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