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200702
木が葉を落とす理由
- 2007-02-27 (Tue)
- 写真(CASIO W41CA)

朝歩いていて。
こちらでは珍しく、晴れが続いた為に、
「ホウシャレイキャク」で、あちこち凍っていて、
駅へ向かう途中の、
大きなお花屋さんの、
店先にある、葉牡丹や、ビオラなんかが、
霜で砂糖菓子のようになっていて、
鉢から漏れた水が、
歩道を流れた格好で、
そのまま氷の二本筋になって光っていた。
葉が凍っていた。
葉が凍って、
水を運ぶ道管も凍って。
凍ると・・・?
葉がなければ、あまり水を運ばなくて済む?
あまり水を運ばなければ、凍らないで済む?
葉を落とすと・・・?
木が冬に向けて裸ん坊になって
やけに寂しげで、ごつごつしちゃって、
つぼみも、何も、固ぁく閉ざして、
足元ばかり、落ち葉でほかほかにしているのは、
生きるためなの?
葉を落とした姿は、死んだようだと思っていた。
春になったら、”生まれ変わる”と思っていた。
もしかしたら、そうで、
もしかしたら、そうじゃなくて、
もしかすると、生きるために”死んだ振り”するのかな。
朝歩いていて
ツンと尖った寒さで
凍った葉を見下ろして
枯れた草原を横目に流して
生きることと、死ぬことと
死んだように見えて生きてることと
生きてるように見えて・・・ってことを
考えていた
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俯瞰図
- 2007-02-27 (Tue)
- 写真(CASIO W41CA)

何が欲しいのだろう
何が欲しかったのだろう

時々ふと、こみ上げてくるの
何かが こみ上げてくる
空を見上げて この喜びを
すぐに伝える 隣がいない
大好きな広い空から
自分を見下ろす
その俯瞰図に ぽつねん、と。
これは寂しさなのか悲しさなのか。
何が欲しいのだろう。
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『ドリーム・ガールズ』
- 2007-02-26 (Mon)
- ことば

『ドリーム・ガールズ』を観た。
『DREAMGIRLS』という、ブロードウェイミュージカルを映画化した作品で、主演はビヨンセ。助演のジェニファー・ハドソンという新人女優がこの作品で注目を浴び、アカデミー賞・最優秀助演女優賞にノミネートされているらしい。
『シカゴ』の脚本を担当した、ビル・ゴンドンが監督・脚本。
出演者には、『Ray』でレイ・チャールズそのものの演技で有名になった、ジェイミー・フォックス、世界的コメディアンの、エディ・マーフィー、そして、ビヨンセに、大物新人のジェニファー・ハドソン、等々。とにかく豪華。
ジェニファー・ハドソンの歌声が凄い。
本当に、凄い。魂がこもってるって、ああいう歌声を言うのだろうな。
体がびりびりした。涙を堪え切れなかった。
「ザ・ドリームズ」が「ドリーメッツ」として活動している頃、まだ、デトロイトの田舎娘だった頃のディーナを演じる、ビヨンセも凄い。何が凄いって、「オーラを消している」から、凄い。始め、誰か分からなかった。彼女、役者なんだ、って思った。
ジェニファー・ハドソンの魂の籠もった熱い歌と対照的に、ビヨンセの歌声は(映画の中では)無色透明。「売れる為の歌」を歌う声。いつも他人の言いなりになっていたせいで、ソウルを失ってしまった声。当時ソウルがありすぎる声は一般受けしなかったという背景もある。
そんなビヨンセ演じるディーナが、初めて本当の心を表現する「LISTEN」という歌は、今まで抑圧されていた魂が爆発し、力強い声となり、鳥肌がたった。
ただ、それより何より、とにかくジェニファー・ハドソンの歌声が凄い(しつこくてごめんなさい)。
「ザ・ドリーム」に自分の場所が無い事を知り、更に、かつての恋人がディーナの元へ行ってしまった事も知り、それでもわたしはここにいたい、わたしを必要として!わたしを愛して!と、叫び歌う『And I Telling You I'm Not Going』なんかは、重いなぁと感じつつも、でも、熱い気持ちがガンガン伝わって、こちらまで号泣してしまう。
ラストの『One Night Only』 なんかは、もう、涙が止まらない。
恵まれた才能があるけれど、その歌声は当時の流行では無かった。だから、受け入れられなかった。才能よりイメージが優先される音楽の世界で挫折や裏切りを味わう、一番人間らしい役を見事に演じていた。
また、ジェームス・ブラウンを思わせる人気歌手、ジミー・アーリーを演じたエディ・マーフィーにも驚いた。あんなに、J・Bのように歌って踊れるなんて思わなかった。そして、歌いたい歌と売れる歌とのギャップに悩み、ドラッグへ溺れて行く、悲壮感漂う表情も、意外だった。
「ドリーメッツ」を「ザ・ドリームズ」に成長させ、音楽の世界までも替えていくカーティスを演じた、ジェイミー・フォックスは自身もミュージシャンであるそうで、映画の中でもその歌を披露している。
どこにも吹き替えなど無くて、本物の芸を楽しむことができる。
ハリウッドって役者層が厚いんだなって、感心せずにはいられない。
歌の持つ魂を感じる事が出来る作品だった。歌で心がゆらゆらして、歌を聴いているのに、涙が止まらないなんて。
『That's Entertainment(ザッツ・エンタテインメント )』で紹介されても良いくらい、素晴らしい。これぞ、エンターテイメント!
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